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武士道―日本精神の「華」は、いかに鍛えられたか (座右の名著シリーズ)
【書評】
初めて世界を意識して書いたと言われる、言わずと知れた新渡戸稲造の名著
「武士道」とは?ということについて書かれたもの。

まず、大きい感想としては、今後国による文化の違い、価値観の違いというのは、確実に消えていくなというのが率直な感想。建物や、物理的な違いは、100年〜200年の長いスパンで見ても確実に残り続けるだろう。しかし、人種間における思想や、価値観の違いは、急速に小さくなる。

物理的にも、海外へ行くことが容易になったが、それよりもインターネット(特にSNS)の発展により、世界は急速にフラットになりだしている

そして、今の日本を見ればわかるが、価値観や思想において、日本がワールドスタンダードになることはあり得ない。

戦後の世代から、ベビーブームの世代、そして僕たちの世代、僕たちの子供の世代、その又子供の世代。あくまでも直感的だが、ここらへんで実感としては消えるのじゃないかなと思う。

100年近く前に書かれたこの本を見て、「日本人の精神的な支柱となった武士道」というものを学ぶことによって、気付かないだけで多くの武士道精神が、今の日本人に深く深く根付いているものは確実にあると思った。

それと同時に、考え方はわかるけど、同意できない・確実に消えていると思える部分も非常に多くあった。

それが良いかどうかはわからない。
ただ、今後確実に「武士道」という日本人独特の精神は失われつつあると感じた。

武士道の精神には、今のワールドスタンダードとはかけ離れ、グローバル化していく上でネックになるような部分も確実にあるだろう。

しかし、このイントロダクションにも書かれているが、「武士道」の精神は、日本に貢献したことは事実であるし、その精神のおかげで今の日本があると言ってもそれは過言じゃないかもしれない。

それ以外の「日本人にしかない素晴らしいところ」というのは確実に武士道の中に存在する。

だからこそ、改めてこの著書を学んで、人生の中に5%でいいから武士道精神を取り入れたら、非常に豊かな人生になるのではないだろうか。

武士道―日本精神の「華」は、いかに鍛えられたか (座右の名著シリーズ)

About The Author

kazuya.zbz

美味しいご飯と、写真を撮るのが大好きな26歳。福井→京都→US→Rettyという会社でディレクターをしたのち、現在は(一応)地球一周中のKazuya Yabu です。

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